本棚のすき間

読書・書店・学校図書館についてのあれこれ

純粋で無垢でこれからの君に手をひかれて

帰り道の途中、同じアパートに住んでいるご家族と鉢合わせした。
そんなに、ご近所付き合いが密な方ではないんだけど、駐車場なんかで顔を合わせたら、挨拶している。
で、まだ幼稚園児くらいの男の子がどこに行くの? ってきいてきたので、お家だよ、同じアパート、と答えたら、いっしょにいこおーって、さそってくれた。なんてかわいい子なんだ、とすでに感動していたんだけど、そのあと、道をわたる時に少し遠くに車が来ていて、それをみた男の子が「あぶないよおー」って、手をひいてくれた。
「なんていい子なの!」って、お母さんの前でついさけんでしまった。

別れるときにも、「またねえーばいばい」って手をふってくれた。


小学校で働いているから、一年生なんかのそういう無垢で純粋なかわいさみたいなものには慣れているつもりだったけど、そんなこともなかったみたい。
子どものまっ白いかわいさにはどれだけ触れても飽きることはないのですね。


塾で、新しく入ってきた子の担当になった。
暇なときとかなにしてるの? ときいたら、「寝まくってます」と返ってきた。
寝るのは大事。
いままでどんなに夜更かしが続いてもそんなことなかったのに、目の下にクマが現れた。

ある日森のなかで出会うクマもあれだけど、ある日目の下に現れるクマも唐突でびっくりする。

でも、きらいじゃなかったりもする。