本棚のすき間

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大人にもおすすめしたい絵本5(癒されたい、疲れ切った大人が絶対に読むべき1冊)

『わすれもの』

豊福まきこ

BL出版

わすれもの

わすれもの

 

おおきな公園のベンチに、ちいさなひつじのぬいぐるみがぽつんとすわっています。

たくさんのひとがその前を通りますが、ひつじはじっとだまっています。

 

ある男の子がこう言います。「あれ もってかえりたい!」

「むかえがくるんだから、だめだよ」ひつじはそっと心の中でそうつぶやきます。

 

カラスにおそわれたひつじは、しんせつなねこに助けられ、じぶんがここにいる理由を話し始めました。

 

昼間、大好きなミナといっしょに、遊びにきたこと。

チョウを追いかけていったミナが、その後、戻ってこなかったこと……。

 

ひつじは不安な顔で、夜をむかえます。

果たして、ひつじはミナの元に帰ることはできるのでしょうか。

 

 

感想

癒しです。

疲れているひとは、とにかく、この絵本を読んでみてください。

 

ひつじの無垢な表情に癒されてください。

親切なねことひつじの交流に癒されてください。

 

けなげなひつじの、でも不安をかくしきれない表情に癒されてください。

大好きなミナを待ち続けたひつじの、その結末に癒されてください。

 

読み終えたら、裏表紙の、とてつもなくほっこりする1シーンに癒されてください。

やさしいタッチの絵から、ひつじのぬいぐるみの手触りを想像して癒されてください。

 

部屋の見える場所にディスプレイをして、表紙のひつじと目が合って癒されてください。

時々この絵本のことを思い出して癒されてください。

 

 

癒されてください。

以上です。