本棚のすき間

読書・書店・学校図書館についてのあれこれ

子どもが図書館に入った瞬間に、その子の「知っていること」を一つ増やすための仕組み

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働いている小学校の図書館の入口にある展示です(時期が違う写真ですが)。

100均で買ってきたホワイトボードに、日替わりで、本からひろってきた豆ちしきを書いています。

 

図鑑でもなんでも、図書館には豆どころかいろんな知識があるので、書くことには困りませんが、こちらの本があると非常に便利です。

ねぇ知ってる?大図鑑

ねぇ知ってる?大図鑑

 

 子どもが興味を持ちそうなちょっとした知識がたくさん載っているので、この本の中から一日一つずつ選んで、紹介していました。

 

入口にあるので、図書館に来た児童は必ずといっていいほど、このコーナーを見ます。

よく図書館に来てくれる児童は、「きょうの豆ちしきなにかな~」と言いながらホワイトボードをチェックしてくれたりします。

 

最初のころは、ホワイトボードという発想がなぜだか無くて、いちいち、紙に印刷してそれを画びょうではっていました。

が、それを毎日やるのは非常にめんどうくさい!

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ので、書いたり消したりするのが楽ちんなホワイトボードでやるのをおすすめします(学校図書館で働いている方がいらっしゃれば)。

 

ちなみに豆しばの本を個人的に二冊持っています。

 

豆しば―枝豆しばとアラスカの冷蔵庫

豆しば―枝豆しばとアラスカの冷蔵庫

 

 こちらと、

豆しば―黒豆しばとトルストイの家出

豆しば―黒豆しばとトルストイの家出

 

こちらの二冊です。

大学生のころに、豆しばにハマっていた時期があったらしく、当時仲のよかった友だちが誕生日に二冊セットでプレゼントしてくれました。

 

とてもゆるい感じで、いまでも時々読み返します。

癒されながら、知らなくても生きていけるちしきを得られますよ。

 

 

子どもたちは図書館に来るたびに、先ほどの展示を見て、知らなかったことを一つ、知っていることに変えます。

図書館に来れば来るほど、自然と、そうした知識が増えていきます。

 

家に帰って、きょうのまめちしきを保護者に話している子どももいました。

家族が知らないことを知っている誇らしさを感じていたか、それとも、家族にも教えてあげたいと思ってそうしてくれたのか。

 

物語を楽しむ、ということももちろん大切ですが、それだけでなく、知る喜びを得られるような図書館というのが、よりいい図書館という気がします。

 

そうして、楽しみながらそれをする、というのもとても大事でしょう。