本棚のすき間

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『なにをたべてきたの?』岸田衿子・長野博一 書評【絵本】

『なにをたべてきたの?』

なにをたべてきたの?

なにをたべてきたの?

 

『なにをたべてきたの?』

岸田衿子:文 長野博一:絵

佼成出版社

 

あらすじ 

しろぶたくん、そんなにいそいでどこへいくの?

 

ぼく、なにかたべにいくところ。

 

おいしそうなきれいなりんごをたべると、しろぶたくんのおなかの辺りに赤いまるがうかびあがりました。

 

 

しろぶたくん、こんどはレモンを見つけて、いただきまーす。

 

おや、しろぶたくんかな? なんだかきれいになったみたい。

 

しろぶたくんの肩の辺りには、レモン色のまるいもようが。

 

メロンをたべ、ぶどうをたべ、まえよりずっとすてきになったしろぶたくん。

でも、もっとなにかたべたいなー。

 

そんなしろぶたくんが見つけたのは、せっけん。

 

これをたべたら、もっときれいになるかな……?

 

 

感想

幼児から低学年向けのかわいらしい絵本です。

食べたものによって、からだにうかびあがる模様の色が変わる、その微妙に変化しながらの繰り返しが楽しいおはなし。

 

なにかを食べるたびに、ほかのぶたに、なんだかきれいになったみたい、と言われて、まんざらでもないしろぶたくん。

 

そんなしろぶたくんが、せっけんを見つけてしまうところに、起承転結の転が。

せっけんを食べてしまったら、しろぶたくんはいったいどうなってしまうのでしょう?

 

ほほ笑ましいラストに、にこにこしてしまいます。

「なにをたべてきたの?」ってききたくなる一冊です。

 

それではまた。