本棚のすき間

絵本や小説、図書館についてなど、本全般について書いています。

子どもたちに【読み聞かせ】をするときのポイントまとめ

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こんにちは。

 

今回のテーマは読み聞かせです。

小学校や幼稚園等で、司書として、ボランティアとして読み聞かせをすることになったはいいけれど、どうやったらいいかわからない、という方に、こんなことに気をつけて、こんなことを準備しておくといいですよ、という点をまとめてみました。

 

子どもたちに読み聞かせをするなら押さえておきたいポイントまとめ

 

 読む際の心構え

・服装や、身だしなみに気をつける(どちらかといえば地味な格好が望ましい)

・時間を守る(少なくとも10分前には到着し、終了は時間内に)

・プライバシーや秘密は厳守(クラスや先生の噂話はしない)

 

 

 読み聞かせをするための準備

(1)絵本を選ぶ

・できるだけ後ろの子どもにも絵がよく見えるものを選ぶ

・読み手自身が面白いと思っているものを選ぶ

・聞き手の年齢を考慮する

・絵が薄く、見えにくいものは避ける

・字は小さくてもいいが、本を持ったときに読み手がきちんと読めるものにする

 

(2)本を読みやすくしておく

・本に開き癖をつけておく(新しい本はページがばさばさしやすいので、ページの中央部分をしっかりと押さえ、読みやすくしておく)

・カバーは外せるものは外しておく

 

(3)絵本を読む

・下読みをして、何分ほどかかるのか事前に計っておく

・本をななめに持ってしまっていないか、鏡でチェックしてみる

・本がぐらつかないようにしっかりと持つ・ページをめくる練習をする

 

・発声、発音のコツをつかむ

 腹式呼吸を意識する

  鼻から息を吸う

  お腹をつかって声を出す

  イスに腰掛けて読むときは、浅く腰掛けて背筋を伸ばして読む

 

 実際に読み聞かせをするときの注意

(1)場所

・逆光にならないような場所を選ぶ

・読み手の後ろには何もない壁を選ぶ(子どもたちの気が散らないよう)

・絵がよく見えるよう、なるべく聞き手のそばに集まってもらうが、子どもたちが窮屈になっていないかを確認する

 

 

(2)読み方

・ページをめくる際にはなるべく腕が邪魔にならないようにめくる

・文を読み終えたらすぐにページをめくってしまうのではなく、お話の流れ・間にあわせて、絵を見る時間をつくる

・文がないページでも、どんどんめくっていくのではなく、しっかりと絵を見せる

・心をこめて読む

 

 

 

 まとめ

小学校や保育園で大勢の子どもたちの前で絵本を読む、というのは、自分の子どもに読むのとはやはり大きく異なります。

面白い、好きな絵本を子どもたちと一緒に楽しめるように好きに読むというのが一番かと思いますが、基本を押さえておくと読むときの安心材料になるかもしれません。

 

私自身、学校司書として何百回と子どもたちの前で読み聞かせをしてきました。

同じ本を読んでも、クラスや子どもによって、反応はそれぞれです。

ただ、ひとつ言えることは、自分がより面白いと思って読んでいる本の方が、子どもたちの反応がいいということです。

きっと、何かが子どもたちにも伝わっているのでしょう。

 

子どもたちと本を繋ぐというのは、素晴らしいことだと思います。

次のあなたの読み聞かせで、読書に目覚める子がいるかもしれません。

そんな瞬間により多くの人が立ちあえますように……!

 

読み聞かせをする際に、ご活用いただけると幸いです。

それではまた。

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