本棚のすき間

読書・書店・学校図書館についてのあれこれ

【学校司書】になったらやるべきこと まとめ

この四月に初めて学校司書として働き始めるという方へ

f:id:nahdaan:20181120212447p:plain

学校司書一年目というのは、なかなかハードです。

引継ぎはとても短い時間で済まされ、仕事を始めてしまえばもうひとりの職場(先生たちは他にもたくさんいるでしょうが、たいていの場合、司書はひとりです)。

 

私自身も、小学校の司書になり、引継ぎでいろいろと教えていただくことはできましたが、ほとんどはやりながら覚えていく、という感じでした。

こういうことをすればいいんだ、ということは、後からわかってきます。

そんな経験をした私だからこそ書ける、これを押さえておくといいかもしれないよ、というポイントをまとめてみましたので、参考にしてみてください。

 

学校司書(小学校)になったら、まずやるべきこと

 

○避難経路の確認

図書館が開館したら、子どもたちがやってきます。

そして、図書館でもしも何かが起こったら、そこにいる司書がどうにかするしかありません。

地震や火事等、起きないのが一番ですが、万が一起きてしまったときにどのように子どもたちを避難場所に誘導するのか等をイメージしておけば、いざという時にパニックにならずにすむかもしれません。

朝や休み時間、図書館にいる児童を守れるのは司書だけです。

そして、自分の身を守るためにも、避難経路は確認しておきましょう。

 

 

○オリエンテーションの準備

小学校では週に一時間ずつ、各クラス図書の時間というのがあると思われます。

最初の図書の時間はまずオリエンテーション(図書館の利用の仕方のおさらい等)をする図書館が多いのではないでしょうか。

 

そこで、どのように進めるかを考えましょう。

 

・絵本や紙芝居を使う?

・テレビ等にパワーポイントを映してやる?

・ひとり人形劇の形?

・クイズ形式で、参加型にする?

・語りでとにかくしゃべる?

等々、やり方はいろいろあると思うので、自分に合った方法を探してみてください。

 

ちなみに私はこの話をしていました。

www.nahdaannun.com

 

○貸出準備

電算化されている図書館であれば、貸出用のパソコンの使い方を把握しておいた方がいいです。

また、新一年生の貸出用のバーコードはできているのか、進級処理は済んでいるのか、等、確認しておきましょう。(一年生はすぐには図書館には来ないかもしれませんが)

 

いざ子どもたちが図書館に来るようになった時には、貸出手続きができるようになっていないと、子どもたちもがっかりします。

自分が児童になったつもりで、貸出のリハーサルをしてみるといいかと思います。

 

 

○図書館の蔵書の確認

着任したばかりの学校図書館に、どのような本が蔵書されているのかをチェックしましょう。

一冊一冊丹念に見る必要はありません。

9類の本であれば、自身が読んだことのある本がどれくらいあるのかを見ておくのがおすすめです。

開館しはじめると、子どもたちはきっと、図書館の先生におすすめの本をききにきます。

そうした時に、あれこれとおすすめしても、蔵書にない本ばかりですと、子どももがっかりしてしまいます。

もしも子どもたちにおすすめをきかれたら、この本をすすめてみよう、というようなことをイメージしながら、棚を確認しましょう。

 

蔵書にない本で、あの本は入れておきたい、という本のリストアップも同時にするといいでしょう。

注文する際には、リストにした後で、パソコンでもう一度確認してからするのをおすすめします。

 

 

○図書館だより

最初の図書館だよりは、図書館利用のきまりを書くと、それほど悩まずに発行できます。

司書自身が把握をしておくためにも、まとめておきましょう。

 

・開館時間

・貸出冊数

・貸出期限

・図書を入れるふくろを持ってくること

等々です。

 

他には、四月なので春におすすめの本の紹介や、桜に関する豆ちしきなどを書くのもいいでしょう。

何か、やろうと思っているイベントがあれば、図書館だよりで宣伝するというのも効果的です。

 

裏面の最後には、子どもが興味を持ちそうな話題(ゲームや芸能人等)を絡めて自己紹介をしておくと、それを読んだ児童が話しかけてきてくれるかもしれません。

 

 

○選書方法等の確認

・予算はどれくらいあるのか

・書籍を注文する際にはどのようにすればいいのか(FAX? 電話? 店頭?)

・注文ができる書店はどこなのか

・図書主任と相談して選書を行った方がいいのか(ノータッチの先生もいます)

・どれくらいのペースで、月にいくらぐらいずつ注文すべきか

等を確認したり、イメージしておきましょう。

 

私は基本的に絵本は書店に出向き、実際に中身を確認してから買うようにしていました。

絵本は表紙やあらすじだけで買ってしまうと、実は図書館には向かないしかけ絵本になっていたり、思ったより大きくて棚に入れるのに困ったりすることが多いです。

なので、できれば店頭での購入をおすすめします。

 

ほかのものについては、出版社等がカタログを送ってくれると思うので、それを見たり、HPを見たりしながら注文する本を決めていきました。

 

よくあることなのかもしれませんが、小説好きの方ですと、個人的興味もあって9類の本ばかり購入してしまう、ということになりかねません。

意識して、バランスよくいろんなジャンルの本を選ぶようにしましょう。

 

○図書館の装飾

これについては、焦ってやる必要はないかと思います。

やっておかなければいけないことをやった上で、時間があれば、壁や掲示板等の装飾をしてみましょう。

四月なので、春らしいピンクや黄色を基調とするといいかもしれません。

切り絵や折り紙の本は図書館にたくさんあると思うので、ぜひ活用しましょう。

 

新しい図書館の先生に、子どもたちはわくわくしているかもしれません。

装飾が得意な方は、かわいく飾ってウェルカムな感じを演出してみてください。

 

 

まとめ

自分が初年度に知っておきたかったことを中心に、ざっくりと書いてみました。

初めての学校司書という、不安と期待でいっぱいの誰かの参考になるといいなと思います。

ぜひ、素敵な図書館をつくっていってください。

 

他にも、図書館での実践を書いた記事があるのでよろしければこちらも参考にしてみてください。 

www.nahdaannun.com

www.nahdaannun.com

www.nahdaannun.com

www.nahdaannun.com

www.nahdaannun.com

www.nahdaannun.com

それではまた。