本棚のすき間

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離任式を終えての率直な感想と裏話

先日、卒業式があり、その後、離任式がありました。

私が勤務している小学校はそこそこの規模で、今年転退職する先生が18人いました。

全職員の3分の1近くです。

 

この人数なので、離任式でのあいさつも長くなりそうですよね。

長くここで担任をやってきた先生なんかは、特に、喋りたいこともたくさんあるでしょうし。

 

でも、やっぱり下校の時間もありますし、そんなにだらだらやってはいられない、ということなのでしょう。

教頭先生から、あいさつは一人20秒以内で、という話が。

 

喋る側からすると、長く喋れと言われるよりもよっぽどありがたいと言えないこともない話ではあるんですけど、言いたいことをそこにまとめるというのもなかなか大変なことです。

 

それで、いろいろと考えて、いざステージに立って、年長の先生からあいさつが始まったんですけど(なぜか年齢順に並ばされたんですよね)、みんな、予想以上に短い。

10秒くらいで、ぽんぽんと次の人にマイクが渡されていきます。

 

20秒喋ったひとって、たぶん、ひとりもいないと思います。

それで、自分が喋ろうと思っていたのは前の先生たちに比べて長すぎるなと思い、順番がわりと後半だったので、いろいろとカットしてさらっとあいさつは終わりました。

人前で喋ることが得意ではないので、ほっとひと安心。

 

ステージから全校を見ていると、結構泣いている子がいます。

でも、誰が誰のために泣いているのかって、18人もいるのでよくわからないんですよね。

担任の先生とか、合唱団でお世話になった先生とか、たぶんあの人のために泣いているんだろうな、ってわかったりもしますけど。

 

それで、その後、校長先生の退任式というのがあったんです。

 

定年を迎え、長きにわたる教員生活の締めくくりです。

それで、教育長や、児童会長なんかからの言葉があって、それからまた校長先生の話が合って、って、たっぷり20分。

 

18人の離任式も20分でした。

校長先生が話している頃には、離任式の最中にはあちこちから聞こえてきていたすすり泣きの声がほとんど止んでいました。

なんというか、いつもの、校長講話の雰囲気なんですよね。

 

校長先生がご退任……! っていうのは、教育長とか、先生たちからするとそれなりに大変なことかもしれませんが、子どもたちからすると、あまりピンとこないのでしょう。(よっぽど関わりの深かった子は別でしょうけど)

 

最後は、校長先生を先頭に、全校の間を転退職する職員がぞろぞろと歩いて退場します。

そこで、各学年の前に来たときに、学年主任の先生が号令をかけ、「ありがとうございました!」と言うようになっていました。

もちろん、校長先生がその学年の目の前に来たときに言うので、列の後ろの方にいる私なんかは、まだ、その学年のはるか手前にいる時に「ありがとうございました!」が聞こえ、通る時には何もありません。

 

べつに、文句を言いたいわけじゃないんですけど、校長先生ってえらいんだなあって、そう思ったという話です。

 

昨年度までいた学校は規模も小さく、いろいろが密な感じだったんですが、大規模校だからでしょうね。

離任式の後、職員室まで、クラスの国語の時間に書いたらしいお手紙をくれるクラスがあったり、お別れのあいさつをしてくれる子どもたちもいました。

 

なんだか、校長先生というか、退任式に対する不満の記事みたいになってしまったので、子どもたちに対しての諸々はまた別の記事で書こうと思います。

それではまた。

ありがとう、さようなら (MF文庫ダ・ヴィンチ)

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