映画 おしりたんてい上映まであと少し
子どもたちに大人気の絵本、おしりたんていシリーズですが、『映画 おしりたんてい カレーなる じけん』が4月26日から「東映まんがまつり」の作品の一つとして、放映されますね。
この「東映まんがまつり」というのはよく知らないのですが、それもそのはずで、この企画はなんと1990年以来29年ぶりの復活を遂げたものだそうです。
そりゃ知らないはずです……。
東映まんがまつりについて
上映作品はこちらの4作品です。
『おしりたんてい』
トロル作・絵の児童書で2012年よりポプラ社から刊行され、2018年11月現在、絵本6作、読み物7作があり、12月12日には絵本最新刊が発売開始となる。シリーズ累計500万部を超える大ヒットシリーズで、幼児から小学校低学年の男女を中心に爆発的人気を得ている。2018年12月にはNHK Eテレでテレビアニメ放送がレギュラー化。さらなる人気を博している。
見た目はおしりでも、推理はエクセレントな名探偵「おしりたんてい」がププっと事件を解決していく謎解き物語。「フーム、においますね。」が口グセで、助手のブラウンとともに難事件を解決します。インパクトのある見た目と紳士なふるまい、そして犯人をおいつめる「必殺技」で子どもたちに大人気。 東映HPより引用
おしりたんてい以外の上映作品はこちら。
『爆釣バーハンター』
バンダイ、小学館、東映アニメーションによる共同プロジェクト『爆(ばく)釣(つり)バーハンター』。アニメはテレビ東京系にて毎週火曜ゆうがた5時55分~好評放送中。
〈あらすじ〉 勉強はできないが、釣りへの情熱と才能だけは誰にも負けない少年・トッタ。目標は、世界中の大物を釣り上げて父親を超えること!ある日、父親の墓の中から不思議なガジェット・バーロッドを手に入れ、爆釣に出会う。バーコードの中に広がる海から大物を釣り上げたトッタ。しかしそれもつかの間、父親が遺したメモから、さらに巨大なヤツが飛び出してきた!父親のメッセージに導かれるように、更なる大物を釣り上げるべく、トッタは爆釣の聖地・盛魚町へ…! 東映HPより引用
『うちの3姉妹』
スーパー育児エッセイブログ「うちの3姉妹」のアニメ化。主婦の友社発行の単行本もシリーズ累計380万部を超える人気作!フー・スー・チーの、おかしくてキュートな3姉妹が巻き起こす、おっぺけぺーな日常と母の愛のあるツッコミ!観た人からハッピーになれる「3姉妹ワールド」へようこそ!! 東映HPより引用
『りさいくるずー』
です。
うちの3姉妹だけは知っていました。
爆釣バーハンターちょっと気になります。
昔、コロコロコミックに掲載されていたグランダー武蔵というマンガを思い出しました。
りさいくるずーに関しては説明を読んでもよくわからなくて、逆に興味をそそられています。
自分で作ったダンボール工作がうごいてくれたらなぁ…。こどもの夢をかなえちゃうマカフシギなアニメーション、『りさいくるずー』。ダンボールから作られた探検家コンビのヤマオリとタニオリが、ロケットにのってダンボールの星へとやってきた。足りないものは工作しちゃえばいいじゃない。ダンボール神殿に眠る伝説のたからもの目指して、冒険がはじまるぞ! 東映HPより引用
とにかく、ダンボールでできた探検家のコンビが冒険をするという感じなのでしょう。
まとめと補足
いまや、低・中学年の小学生で知らない子はいないくらい大人気のおしりたんていシリーズです。
映画を観に行くという子どもも大勢いるのでしょう。
あの独特なフォルムと言いますか、デザインにより、子どもが読みたがることをよく思わない保護者・大人もいるこの作品ですが、現在大人の人たちも、子どものころにはああいうものでみんな騒いでいたのではないでしょうか。
子どもが好きで好きでたまらないもの、ぜひ大事にしていただければと思います。
ちなみに、今回のおしりたんていの映画には、爆笑問題の太田光さんがゲスト声優として、参加されているそうです。
こちらのサイトにインタビューが掲載されています。
太田光さんが映画『おしりたんてい』の声優に。「子ども向けの純粋な"まんが"を」 東映まんがまつりにかける思い | ハフポスト
映画おしりたんていの魅力等を語ってらっしゃるので、よろしければ読んでみてください。
今回の映画作品ですが、原作となる書籍がすでに販売されており、その販売方法で、昨年末にはひと悶着がありました。
セブンイレブンのみでの先行販売が、書店にもたらすもの、という感じでしたが、実際のところ、書店ではどうだったのでしょうか。
こちらの記事に、販売前、先行販売を行うと聞いたときに思ったことなどを書いていますので、よろしければ。
出版社も、やはり、現状維持のままでは厳しいのでしょう。
出版業界が盛り上がることは、本好きにとっては非常に嬉しいことではあります。
今回のおしりたんていの映画が、本や児童書が盛り上がる一つのきっかけとなったらいいなと思っています。
おしりたんてい好きの子どもたちが、この映画を観に行くことができますように。