こんにちは。
3月に発売された『海のどうぶつが可愛すぎて!』という本が書店で人気だそうです。
『海のどうぶつが可愛すぎて!』について
こちらの本、雰囲気は、大人気の『ざんねんないきもの事典』に似ています。
大きな違いは、タイトルにもあるように、「海のどうぶつ」にスポットを当てた本ということでしょう。
『海のどうぶつが可愛すぎて!』どんな本?
内容
海獣(かいじゅう)に代表される海のどうぶつは水族館やレジャー施設での人気者。だけどとても可愛い彼らの生態は謎だらけ。アシカとオットセイの違いは?シロナガスクジラの天敵はシャチ?ペンギンのケンカが可愛い!サメは人を食べない!?などなどシャチが好きすぎて自らシャチになった(?)著者が可愛い&ちょっと奇妙な海のどうぶつたちを紹介します。
目次
1 イルカもシャチもクジラのなかま?(シャチのすごいところ
イルカってクジラ? ほか)
2 ペンギンにもいろいろおるんやで(コウテイペンギンとキングペンギン
南極のペンギン ほか)
3 海獣たちのあれこれ(あざと可愛いラッコの生態
水族館へ行く前に違いを見てみよう ほか)
4 サメって意外に怖くない?(サメは人を食べない
サメ界最大!?メガロドン ほか)
子どもって、サメ好きですよね。
怖いからいやだという子もいるでしょうが、いわゆる「危険生物」は子どもたちに人気のジャンルの一つです。
内容をちょびっと紹介
なんというか、だいぶテンション高めの本のようですね。
文章を読むのが苦手な子どもでも、すいすい読めそうな感じです。
キャラクターっぽくなっているのも子どもウケしそうです。
最近、動物や昆虫、生きものについてのこうした雑学系の本が一気に増えている印象です。
この本の大ヒットがやはり大きなきっかけの一つでしょう。
読みやすくて、知識も得られる本が増えるのは個人的にはいいことだと思います。
子どもたちがそういった本ばかり読みたがる、という司書の嘆きもよく聞きましたが、私は、それはそれでいいじゃない、というスタンスでした。
こういった本をきっかけに、生物学のジャンルにどっぷりつかって、その知識の積み重ねが将来に繋がっていく、ということもあるかもしれません。
国語の授業的な読書では、もう少し長い文章を読めるようになってほしいとは、もちろん思いますが。