本棚のすき間

絵本や小説、図書館についてなど、本全般について書いています。

本屋で気になったけど買わなかった本たち

近所の本屋に出かけた。

そこは、数年前に自分がアルバイトをしていた場所で、いまも、当時一緒に働いていた人がまだ数人勤めている。

 

もう数人しかいない、と言うこともできる、というか、こっちの方がしっくりくる。

 

店長や副店長なんかを除けばあとはだいたいみんなアルバイトで、時給もほぼ最低賃金のようなものだった。

 

その書店は、書籍と文具・雑貨とCD・DVDの三つの担当に分かれており、自分は書籍(とたまにレジ)の担当をしていた。

現在の書籍のスタッフでは、もう一人しか知っている人がいない。

 

とても優しい主婦の方で、でも、いつも愚痴と不満がだだ漏れという感じの人。

誰かと強く衝突する代わりに、こまめにそのストレスを外に出す必要があって、だから、そんな風なのかなと思っていた。

 

自分はその書店によく行くのだけれど、時間帯的にその方とはあまり会わなかった。

のだけれど、会うときにはいつでも「もう大変でいやになっちゃう」という話をしてくれる。

いやになっちゃうと言いつつも、いまだに勤めてらっしゃるのは逆に凄いことかもしれない。

だって、かれこれもう7年近く勤め続けているということになる。

 

いやだいやだと言いながら、それを続けることができるのは幸せなことか、そうでもないのかって、それはきっと人それぞれなんだろうな。

自分は、忍耐が足りないのかそういう風には生きられないので、いやなことからはできるだけ逃げるか、そういう状況にならないようにしてきたので、いろんな仕事をする人生になってしまっているのかもしれない。

 

それだって、自分としては全然不本意ではないのだけれども。

 

 

それから、ふらふらと立ち読みをしていた。

気になった本をいくつか。 

英語で読む百人一首 (文春文庫)

英語で読む百人一首 (文春文庫)

 

百人一首を英訳してみた、という本。

こういう風に言うんだ、って、けっこうおもしろかった。

でもやっぱり、日本語の語感がないとな、とも。 

 

平安ガールフレンズ

平安ガールフレンズ

 

平安時代に活躍した清少納言や紫式部たちについての話。

枕草子を読んで、この人と友だちになりたい! と思った、というようなことが書かれていたのだけれど、多感な時期に読むとそういう風に感じるのだろうか。

 

群像 2019年 07 月号 [雑誌]

群像 2019年 07 月号 [雑誌]

 

西村賢太特集、ではないけれど、創作が二編載っていたりとなんだかファン必読というような今月号。

西村賢太の本を読むと、胸糞わるくなる一方で、なぜだか凄く自分に優しい気もちになれたり、もっと頑張るぞという気もちになれたりするからふしぎ。

  

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

 

もうしばらく前から話題の本で、気にはなっていたものの読んでいなかったので。

メモをとるのって、やっぱり大事なんだろうな。

でも、飽きっぽい自分はきっと、最初はしばらくメモをとることにハマったりするんだろうけど、そのうち、めんどうくさくなってきてやめてしまう未来が見える。

 

そういう中途半端なところが全部、今に繋がっているのでしょうが、とこれまでの自分全員並べて叱ってやりたいけど叱れる自分もいないのだった。

 

 

そんなこんなで、毎週本屋に行っている気がする。

本好きなんて、だいたいみんなそんなものだろうけれど。