本棚のすき間

絵本や小説、図書館についてなど、本全般について書いています。

嫌いなものについて 好きな作家について【じょるのの好きな作家リスト】

人の良いところを見るようにしたい、と常々思ってはいるのだけれど、どうしても嫌なところばかりが目につく。

これまでに出会った人の中にも、全然人を嫌わずに、悪口も言わず、むしろ、その人を肯定的に見ようとしているという仏のような人がいて、自分はこの人とはきっと根本的な何かが違うんだろうと思ってきた。

 

人を嫌ったり、嫌な部分を見つめるということで何かを得られたためしはないし、時間ばかりが過ぎていくのですぐにでもやめようと心では思うのにその心がやめてくれない。

 

どんなに嫌な奴でも、どこかにリスペクトできる部分があって、そこに目を向けようみたいな話を何かの本か記事で読んだような気がする。

良い所がないだろうかと、嫌いな人のことをじっと見つめていると、元々目についてしかたがなかった嫌な所がより主張してきて、良い所を探すどころかより嫌いになっていく、ということにもなりかねない。

 

嫌いな奴について、こんな記事を書いている時間がもう人生において無駄でしかないのだけれど、どうにもこうにも、溢れてきてしまうのでしかたがなくブログに吐き出してしまっている。

 

 

これまで、わりと丁寧にというか、おだやかな感じをよそおうためにも、ですます調で記事を書くことが多かったのにな。

ここのところ、くさくさしたものがたまっているのか、どうしてもこういう文になってしまう。

 

 

嫌いなものについて考えていてもしかたがないので、好きなものについて書いてみよう。

 

これまでに読んできた作家で、一作でもよかったという作家をだらだらと。

 

・川島誠 ・中村航 ・岡田淳 ・ルイス サッカー

・笹生陽子 ・トーベ ヤンソン ・伊藤たかみ

・今村夏子 ・江國香織 ・川上弘美 ・中村文則

・クラウディア ミルズ ・吉行淳之介 ・谷崎潤一郎

・町田康 ・有吉玉青 ・瀬尾まいこ ・森絵都

・金城一紀 ・あさのあつこ ・三田村信行 ・安岡章太郎

・村田沙耶香 ・銀色夏生 ・小川洋子 ・又吉直樹

・風野潮 ・市川朔久子 ・工藤純子 ・石井睦美

・若竹千佐子 ・鹿島田真希 ・藤野可織 ・川上未映子

・青山七恵 ・絲山秋子 ・綿矢りさ ・大道珠貴

・長嶋有 ・岡崎祥久 ・いしいしんじ ・伊坂幸太郎

・岩瀬成子 ・アーノルド ローベル ・佐藤多佳子

・庄野潤三 ・斉藤洋 ・富安陽子 ・那須田淳

・灰谷健次郎 ・柚木麻子 ・山田詠美 ・尾崎世界観 

・志賀直哉 ・武者小路実篤 ・太宰治 ・吉本ばなな

 

 

今出てくる方たちだけで、こんな感じ。

しばらく前に読んで、詳しい内容までは覚えていないけど、でも、すごくよかったのは覚えている、という作品もいっぱいある。

読んだ本の内容をいつまでも覚えていられる人って、ほんとうらやましい。

 

上の作家名、見る人が見ればわかると思うけど、偏りがすごい。

 

もう、児童文学と純文学ばっかり読んでそうな。

直木賞作品とか、ミステリー系ってあんまりというか全然読んでいなくって、ミステリーはもうちょっと歳をとったら読もうかなととっている。

 

江國香織さんとか川上弘美さんとか小川洋子さんとか、いわゆる現代文学の女性作家ばかりを読んでいた時期があったのが懐かしい。

最近ではあんまり読まなくなってしまったけど、時おり、むしょうに江國香織さんの文章を味わいたくなることがある。 

こうばしい日々 (新潮文庫)

こうばしい日々 (新潮文庫)

 

児童文学好きであり純文学好きでもあるので、この、主人公が少年少女の小説が、中でもお気に入り。

 

一時期読みあさっていたけれど、いまではあまり読んでいないという作家がいる一方で、好きになってからずっと読み続けている作家も。

自分にとっては、川島誠さん、中村航さん、ルイス・サッカーさん、岡田淳さん、笹生陽子さん、あたりがそれに当てはまる。

 

川島誠さんについてはまたがっつり記事を書きたいと思っているのだけど、とりあえず、おすすめはときかれたら、この2冊。 

セカンド・ショット (角川文庫)

セカンド・ショット (角川文庫)

 

みんな大好き『電話がなっている』が収録されている短編集。

万人受けはしないだろうけど、ハマる人はどっぷりハマるのでは、という一冊。 

神様のみなしご (ハルキ文庫)

神様のみなしご (ハルキ文庫)

 

それからこれは、児童養護施設で暮らす少年少女の話。

昨今、児童虐待だとか、子どもへの性的虐待といったニュースが多いなか、この作品はそういった暗い部分を包み隠さず描写している。

 

初めて読んでからずっと、もっともっと話題になっていい作品だと思っているのでそういう問題に関心がある方はぜひ。

 

 

中村航さんの小説はどれも温かく、優しく、ちょっと切ない。

絶対、最強の恋のうた

絶対、最強の恋のうた

 

この作品に出てくる木戸さんという人が、読んでからずっと頭の片隅にいる。

友だちになりたいかときかれたらあんまりなりたくはないんだけど、なぜだか惹かれてしまう。

 

夏休み (集英社文庫)

夏休み (集英社文庫)

 

これは、本を全く読まなかった自分が本好きになるきっかけをくれた一冊。

草津温泉・スマッシュブラザーズ・夫婦の危機。

こんな小説があるんだって、中学三年生の頭に電撃を与えてくれた思い出の作品。

 

 

書いていて、好きなものについて考えたり書いたりしている時間って、やっぱり楽しいし気持ちいいんだなって実感が……。

好きなものを羅列すると、それについて頭が勝手に働き始めるのかもしれない。

 

自分のように嫌なことに目が向きがちな方はぜひおためしを。