ここ一週間ほどの新刊で気になるものをピックアップ。
国の規制が増し監視ドローン飛び交う息苦しい社会で、負けじとタフに生きる母姉弟の入谷家。
一家は不思議な力を持つ”カザアナ”と出会い、人々を笑顔にするささやかな奇跡を起こしていく。
読めば心のびやか、興奮とサプライズに満ちた近未来のハッピーエンタメ。
森絵都さんは大学生の頃読み漁っていて、『永遠の出口』が一番好き。
紹介文から感じる新作の雰囲気がなんとなくこれまでの森絵都さんっぽくなくて気になる。
旅をした場所と空気、食べ物、そして出会った人々や動物たち―このエッセー集は、ちいさな物語のようだ。
時も場所も超えて、懐かしい思い出に、はるかな世界に連れ出してくれる。
エッセー37篇のほか巻頭に詩を三篇収録。
江國香織さんのエッセイって、読んでいるだけでどこか優雅な気分になってきたりする不思議さがある。
そこには、毒があったり、無関心があったり、いろいろと棘もあったりもするのだけれど。
旅なんて、しばらくしていない気がする。
できないことやできていないことを、ソファの上で疑似体験させてくれる本というものの力を再確認させてくれそうな一冊。
ムーミンパパは、自らの「思い出の記」を記します。
みなし子で、まわりにその才能をなかなか理解されなかった暗い時代、なにかになりたくて、ひとり、自由な世界へ飛び出したのでした。
天才発明家のフレドリクソンとともに、大海原や空を大冒険します。スニフのお父さん、スナフキンのお父さん、ミムラとちびのミイといった魅力的なキャラクターたちがつぎつぎ出てきて、にぎやかな人生の賛歌を奏でます。
現代的な文章で、読みやすく、クリアで美しいさし絵に、全点差し換え。
原書最終版に基づき細部にこだわった決定版。
ムーミンシリーズは、いまはブックオフで買った文庫本のシリーズを持っているけど、いつかお金持ちになったら絶対に全集を買うと決めている。
本棚を圧迫することも気にせず(お金持ちならきっと本棚もいっぱいあるだろうし)、ハードカバーのものがいいな。
ムーミンパパの思い出は、ヨクサルの魅力で満ちたお話。
久しぶりに読み返したいな。
ってずっと言っている気がする。
読み返したい本とまだ読んだことのない本のせめぎ合い。
生き物のことがもっと知れて、もっと好きになる.地球には、すごい能力をもつ生き物がたくさんいます。
でも一方で、思わず 「どうしてそうなった! ?」 とつっこみたくなるざんねんな面をもった生き物も存在するのです。
シリーズ第4弾となる本書では、総勢100以上の新しい“ざんねん”なお話を紹介。
1日中モグモグしなければならないウシ、石にふりまわされるペンギン、頭がいいのに、やることはおバカなカラスなど……進化の結果、なぜかちょっとざんねんな感じになってしまった生き物たちの真実をとくとご覧あれ!
ざんねんないきもの事典が最初に出たときには、ここまでブームというか流行るとは思ってもみなかった。
いまやニセモノ、とまでは言わないけど類似シリーズがたくさん出ていて、ちょっと飽和気味にも思えるけど、子どもたちはやっぱりこういう本が好きだから、ブームはもう少しだけ続くのかも。
学研のひみつシリーズやサバイバルシリーズみたいに図書館の定番にはなるのでしょうね。
いま読んでいる本はこの辺。

- 作者: アクセルハッケ,ミヒャエルゾーヴァ,Axel Hacke,Michael Sowa,那須田淳,木本栄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1996/10/18
- メディア: 単行本
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ぼくのプリンときみのチョコ (YA! ENTERTAINMENT)
- 作者: 後藤みわこ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/08/09
- メディア: Kindle版
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面白かった本について、もっといろいろ書いていきたいんだけど、気に入った本ほどどう言っていいかわからなくなる。
好きな人の前だと、急にしゃべれなくなるやつみたい。