本棚のすき間

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プレゼントにおすすめの絵本5選【大人にも】

プレゼントにおすすめの絵本5選 

こんにちは。

今日は、大人から大人へ、大人から子どもへのプレゼントにおすすめしたい絵本を5作品を紹介します。

 

 

『サウスポー』

サウスポー

サウスポー

  • 作者: ジュディス・ヴィオースト,金原瑞人,はたこうしろう
  • 出版社/メーカー: 文溪堂
  • 発売日: 2011/09/01
  • メディア: 大型本
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『サウスポー』

ジュディス・ヴィオースト:作

はたこうしろう:絵

金原瑞人

文溪堂 

 

あらすじ

リチャードの元に、もと友だちのジャネットから手紙がとどきました。
でも、そこに書かれているのは、たんじょう日パーティによばなくていいから、だったり、かしたディズニーランドのトレーナーをかえして、といった、怒りのことばばかり。

怒っている理由は、リチャードがキャプテンをやっている野球チームに入れてもらえないからです。

 

今度は、ジャネットの元に、もと友だちのリチャードから手紙が届きます。
トレーナーは返すけど、そのかわり、マンガをかえして、と。

それから、チームはずーっと男のチームだったんだから、じぶんがキャプテンのあいだは、ぜーったいに女は入れない、とも。

 

手紙のやりとりは続きます。

もと友だちのジャネットは、いかにじぶんが怒っているのか、そして、いかに野球が上手で、だから負けてばかりのリチャードのチームに入れたほうがいいことを、皮肉まじりに書きます。

もと友だちのリチャードは、すこしおされぎみで、でも、負けじと言い返そうといじわるなことばとつよがりなことばを書き連ねました。

 

もと友だちのジャネットが、勢いあまってかなり辛らつなことを書いてしまったのをきっかけに、手紙のやりとりの様子が変わっていきます。

皮肉やつよがりばかりでなく、正直な気持ちがにじみ出しはじめるのです。

 

しだいに、リチャードは、キャッチャーだったらやらせてもいいかな、と思うように。

でも、ジャネットは、ピッチャーがいい、とゆずりません。

メンバーが引っ越したり骨折したりしたから、ジャネットをチームに入れて、外野を守らせてあげてもいいかな、と、リチャード。

でも、ジャネットは、ピッチャーがいい、とやっぱりゆずりません。

 

ふたりの距離は、どう変わっていくのでしょう……。

 

『クマと森のピアノ』 

クマと森のピアノ (ポプラせかいの絵本)

クマと森のピアノ (ポプラせかいの絵本)

  • 作者: デイビッドリッチフィールド,David Litchfield,俵万智
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2017/10/03
  • メディア: 大型本
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『クマと森のピアノ』

デイビッドリッチフィールド:作

俵万智

ポプラ社 

 

あらすじ

森の中で「へんなもの」を見つけたブラウンは、おっかなびっくりそれにふれてみます。

すると、ぽろん、と音がします。

気になったブラウンは次の日も、その次の日も「へんなもの」をさわりにやって来て、やがて、なかよしになります。

 

森にやって来た親子にそれが「ピアノ」であることを教えてもらい、また、都会に行けばもっといろんな音楽を聴けるし、有名にもなれると言われ、ブラウンは迷います。

森の仲間たちはなんて言うだろう……。

 

でもブラウンは都会に行きました。

 

そして、またたく間に人気者になり、ホールでコンサートをするほどのピアニストになったのです。

でも、ブラウンは思いました。「なにかがちがう。なにかが足りない」と。

ブラウンは森に帰りました。けれど森の様子が前とは違っていて……。

 

 

『100年たったら』 

100年たったら

100年たったら

 

『100年たったら』

石井睦美:文

あべ弘士:絵

アリス館 

 

あらすじ

ずっと昔のあるひろいそうげんに、いっぴきのライオンがすんでいました。

そうげんにはもうこのライオンしかおらず、ライオンは、草や、草のあいだにいた虫を食べて暮らしていました。

 

なにかもっとにくにくしいものがくいたいな。

そう思うこともありました。

 

ある日、一羽の鳥が草原におりたちました。

ライオンがゆっくりと近づいても、鳥は逃げもせずに、わたしはもうとべないから、おなかがすいているならわたしを食べたらいい、と言うのです。

 

でも、ライオンは鳥を食べませんでした。

鳥のからだはちいさく、羽はぼろぼろです。

 

ライオンと鳥はいっしょに草原で暮らすようになりました。

日の光をあびたライオンの金色の毛を鳥はながめ、とてもいい声でうたう鳥のうたごえをライオンはききました。

 

しかしある夜、鳥はライオンのせなかからころげおちるようにして地面に下りると、

「わたし、もういくよ」

と言いました。

 

ライオンは、鳥がどこにいこうとしているのか、わかりました。

 

「またあえるよ」

と鳥が言い、

「いつ?」

とライオンがききました。

 

「うーん、そうだね、100年たったら」

くるしまぎれに、鳥はそうこたえました。

 

そして、草原から鳥がいなくなり、やがてライオンもいなくなり……

 

『あかり』 

あかり

あかり

 

『あかり』

林木林:文

岡田千晶:絵

光村教育図書 

 

あらすじ

あたらしいろくそくに、はじめての火が灯りました。

生まれてはじめて照らしたのは、生まれてまもない赤ちゃんと、幸せそうに笑っている家族です。

 

お母さんが、子どものしあわせを願って作ったろうそく。

大切な夜にだけ、火を灯します。

 

次に火をつけてもらったのは、赤ちゃんの一才の誕生日。

少し大きくなった赤ちゃんを、ろうそくの火はやさしく照らし出します。

 

女の子は、大切な日ごとにろうそくにあかりを灯してもらい、成長していきました。

ろうそくは反対に、少しずつ小さくなっていきます。

 

 

さいしょはしあわせなときを照らすあかりだったのが、いつしかつらいときに寄りそうあかりになっていました。

くらやみがこわい夜や、けんかしてだれの顔も見たくない夜。

ひとりぼっちの夜。

 

やがて女の子は大人になり、家を出ていくときが来て……

 

『わすれもの』 

わすれもの

わすれもの

 

『わすれもの』

豊福まきこ

BL出版 

 

あらすじ

おおきな公園のベンチに、ちいさなひつじのぬいぐるみがぽつんとすわっています。

たくさんのひとがその前を通りますが、ひつじはじっとだまっています。

 

ある男の子がこう言います。「あれ もってかえりたい!」

「むかえがくるんだから、だめだよ」ひつじはそっと心の中でそうつぶやきます。

 

カラスにおそわれたひつじは、しんせつなねこに助けられ、じぶんがここにいる理由を話し始めました。

 

昼間、大好きなミナといっしょに、遊びにきたこと。

チョウを追いかけていったミナが、その後、戻ってこなかったこと……。

 

ひつじは不安な顔で、夜をむかえます。

果たして、ひつじはミナの元に帰ることはできるのでしょうか。

 

まとめ

絵本は子どもが読むもの、というイメージがあるかもしれませんが、お気に入りの絵本が家にある生活というのもいいものです。

大人でも読みごたえがあったり、大人にこそ響くお話があったりするのも絵本の魅力の一つです。

 

プレゼントをあげたいけれど、何か良いものは……と考えている方がいらっしゃったら、ぜひ、絵本も候補に入れてみてください。

それではまた。

 

www.nahdaannun.com

 

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