先日、休みが合った母と数年ぶりに本屋に行った。
枕草子が好きな母に、更級日記をおすすめしたところ、どの本で読めばいいのかと言われたので、お昼ご飯を食べにいった帰りにそのまま本屋へ。
検索機で調べてみたところ、二冊以上在庫有りを示す○のマークがついていたのに、その場所に目当ての本が見つからない。
その本屋は、以前自分が働いていた所なので、こういう時はあっちの棚かなといろいろと探してみたけど、どこにもない。
悔しい気持ちを残しながら、その後仕事だったのであきらめることに。
ちなみにその時探していた本はこれ。
角川ソフィア文庫さん。
古典のシリーズでは、実家には紫式部日記もあったような。
ただ、母ももう老眼に悩まされるような歳なので、文庫の小さな文字は厳しいのではないかなとも思って。
江國香織さんが現代語訳しているこの日本文学全集を買った方がいいような気もしてきた。

竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集03)
- 作者: 森見登美彦,川上弘美,中島京子,堀江敏幸,江國香織
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2016/01/11
- メディア: 単行本
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このシリーズ、いつかお金がどっさり入ったりなんかしたら全巻大人買いしたいなと思っているんだけど、いつになることやら。
単純に、自分が江國さんの更級日記を読みたい、という気持ちもあるので、これを購入するのも一つの手かもしれない。
あとは、以前勤めていた小学校の図書館にあった、この本。

ストーリーで楽しむ日本の古典 (12) 更級日記 日記に綴られた平安少女の旅と物語への憧れ
- 作者: 濱野京子,佐竹美保
- 出版社/メーカー: 岩崎書店
- 発売日: 2016/02/24
- メディア: 単行本
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いわゆる児童向けなので、字もそんなに小さくなくて、文体も読みやすかった。
やっぱり、読みやすい方がいい気がするんだけど、どうだろう。
結局、更級日記を帰って、また探してみると母は言っていた。
でも、ネットショッピングはほとんどしない人なので、探すといっても見つけられなさそうな気配が。
買っておくよ、と言ったら、自分で探すからいい、と。
子どもにお金を使わせたくない人なので、そう言われることは予想はしてたんだけど。
どうしようかな。
更級日記。
どの現代語訳がおすすめとかあったらぜひ教えてください。