本棚のすき間

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腱鞘炎・バネ指は甘く見てはいけない

腱鞘炎・ばね指について

腱鞘炎になりました。

八月の頭くらいから、右手の親指がなんか痛いな、どこかで突き指でもしちゃったかな、と思いながらも、そのうち治るだろうと放置していました。

普段生活している分にはそれほど痛くはないのですが、深く折り曲げようとすると痛みがある感じで、それほど困りもしませんでした。

 

ただ、八月後半になってくると、その痛みが一向に引かずに、むしろ、強くなってきているような気がしてきました。

小さいころから行っている接骨院があるので、そこに久々に行ってみると、「これは突き指じゃないね、ばね指だね」とすぐに言われました。

 

ばね指?

その単語と生まれて初めて出合ったので、その瞬間はあんまりよくわかっていませんでしたが、腱のところの筋肉が炎症を起こして指を曲げるときに何かに引っかかる、そんな話だとなんとなく理解しました。

 

ばね指とは?

指は腱によって曲げ伸ばしをすることができます。

手を握ったりする強い力を発揮する筋肉は前腕にありその力を腱が伝えます。

その通り道で指を曲げる屈筋腱が浮き上がらないように押さえているのが靱帯性腱鞘(じんたいせいけんしょう)と呼ばれるものです。

丁度、その構造はベルトとベルト通しの関係に似ています。
この靱帯性腱鞘は指に部分にありますが、それが終わる指の付け根付近に力がかかり炎症を生じやすいところがあります。

その部分の腱や腱鞘が炎症を起こし、“腱鞘炎”になり、さらに進行すると引っ掛かりが生じばね現象が起こります。

これを“ばね指”と呼んでいます。 

日本整形外科学会HPより引用

 

症状について

指の付け根で屈筋腱と靱帯性腱鞘の間で炎症が起こると、“腱鞘炎”になり腱鞘の部分で腱の動きがスムーズでなくなり、指の付け根に痛み、腫れ、熱感が生じます。

朝方に症状が強く、日中は使っていると症状が軽減することも少なくありません。

進行するとばね現象が生じて“ばね指”となり、さらに悪化すると指が動かない状態になります。 

日本整形外科学会HPより引用

 

症状が進行していくとおそろしいことになる、ということがいろいろなHPなどに書かれていて、そこでやっと、突き指だろうと軽くみていたことを後悔し始めました。

 

接骨院には週に3回ほど通って、電気や超音波による治療を受けました。

が、一向によくならず。

 

土曜日、出かけた際に、重い荷物をいくつか購入し、それを車からアパートに運んだりする際に、強い力を右手の親指にかけてしまいました。

それが、何よりもしてはいけないことだったようです。

夜になるにつれ、少しずつ、親指周りの痛みが激しくなっていきました。

ズキズキ、という感じで、深い切り傷のような痛みです。

なんというか、心臓にまでその痛みが伝わってくるタイプの痛さでした。

 

翌朝起きると、それまでとは比べものにはならないほどの強い痛みが。

こんなに痛い親指ならいっそ切り落とした方が楽なのでは、と思ってしまうくらいの。

 

それまでは、親指を使って、何かをつまんだり、押したりする際に強い痛みが走るくらいだったのですが、もう、その時点では何もしなくても痛いのです。

しかも、その痛みの強いこと。

何もせずとも手汗が出てきてびしょびしょになりました。

あまりにも痛いので、バファリンを飲んで、それが親指にも効いてくれることを祈りながら一日を過ごしていました。

 

ただひたすら痛みに耐える一日。

左手は使えるのですが、幸いなことに、家事全般は家族がしてくれたのでとても助かりました。

 

ただ、お風呂だけは自力でなんとかせねば、ということで左手だけでがんばりました。

その前に、コンタクトレンズを外すという仕事が。

この、親指を若干ひねるようにする動きがとてつもなく痛い……!

というより、もはやほとんど動かない親指を気力で無理やり動かし、そして、コンタクト早外し選手権というのがあればおそらく一位になれるだろうという一瞬の早業で、両目からコンタクトを取り外しました。

 

両手が思うように使えるって、なんて素晴らしいことなんでしょう。

不健康にならなければ健康のありがたみがわからない、という話はよくききますが、本当にそうかもしれません。

 

他の四本の指たちとは明らかに異なり、しかも、ひとりだけその負担の大きさが別格の親指(しかも利き腕の)には、改めて感謝しないといけない気分になりました。

 

その後、左手のみでお風呂に入りました。

ひじとか、いろいろ使えばなんとかなることがわかりました。

夕飯を食べたあとにまたバファリンを飲んでいたので、それがなるべく朝まで効きますようにと祈りながら、いつもより早くベッドへ。

 

朝起きてまず感じたのは、やっぱり親指の痛み。

目覚まし時計が鳴る時間よりも早く目が覚めてしまいましたが、早めに整形外科に行きたかったので、結果オーライということに。

 

近所にいい整形外科があると聞いていたので、そこに行ってみましたが、朝の8:20にはすでにその日の診療受付が終了したとのこと。

そもそも、駐車場に信じられないくらいたくさんの車があって、こりゃもうだめだろうなと入る前から思ってはいたのですが。

 

それくらい、人気の整形外科のようです。

予約をすれば、二か月待ちも、というレビューがあったくらい。

 

諦めて、となりの市にある整形外科へ。

そこも駐車場にはたくさんの車がすでに停まっていましたが、受付に行ってみると、1時間ほど待てば診てもらえるとのこと。

 

とにかくこの親指の痛みをなんとかしてくれるのなら、1時間くらい余裕で待ちますと思いながら、待合い室へ。

階段から落ちたらしい人がいたり、交通事故に遭ったらしい人がいたり、整形外科ってあまり行かないので、なんだか新鮮でした。

 

診察の順番が回ってくると、そんなに珍しい症状でもないようで、院長の説明もぽんぽんと進んでいく。

最後に、注射もうつ? ときかれたので、この痛みが少しでも和らぐのならお願いしますと。

親指の付け根のあたり、ほとんど手のひらにぶっとい注射針を刺されました。

直前に痛いけど頑張ってねーと言われていましたが、本当に痛くて「イッ!!!!!」と叫んでしまいました。

でも、前日の夜のズキズキとした痛みに比べればなんとやさしいことか。

 

塗り薬と飲み薬を処方してもらって、整形外科をあとにしました。

手術をすることになるかもしれない、とか、もっとなにかひどい病気かもしれない、とか、いろんな悪い想像もしてしまいましたが、そういうことではなさそうで、とりあえずはひと安心。

 

注射と飲み薬が効いているようで、ちょっと動かせます。

でも、これで調子に乗って使っていると、いつまで経っても治らなさそうなので、とにかくなるべく左手だけで過ごしていきます。

また、経過を書いていくかもしれませんが。

 

皆さんも、ただの突き指かもと思っていても、そうじゃない可能性もあるので、気を付けてください。

それではまた。

 

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