本棚のすき間

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子どもが遊んで学べる 星座と宇宙のカードゲームを自作したので見て

遊んで学べる 星座と宇宙のカードゲーム

以前学校司書をしていた頃に、子どもたちが楽しみながら学べるなにかを作れないかなと考えたことがありました。

ガチャガチャを作ったり、パズルを作ったりもしました。

www.nahdaannun.com

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ただ、もう少しゲーム的要素の強いなにか……と考えた結果、子どもたちの好きなカードゲームという結論に至ったのでした。

 

そこで、空いた時間にこつこつと「星座や宇宙のことを学びながら遊べるカードゲーム」を作ったので、紹介したいと思います。

 

カード紹介

星座カード

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黄道12星座と言われる星座カードが春夏秋冬4枚ずつの計16枚あります。

これらは、いわゆるモンスターカードです。

攻撃力や守備力というのはなく、あるのは、春夏秋冬の区別のみです。

後の遊び方で詳しく説明しますが、この季節の違いによって、相手のカードとバトルを行います。

ちなみに、書かれている季節は、よく見える、主なる季節となっています。

なので、いわゆる星座占いの季節とは異なっています。

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下の欄には、その星座の情報、構成している一等星の名前や、神話の豆知識等が書いてあります。

 

魔法カード

星座ではなく、宇宙の現象等が書かれているカードが9枚あります。

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魔法カードは自分のターンに使用することができます。

 

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「皆既日食」

・相手の手札をすべてデッキにもどし、シャッフルしてから4枚引かせる。

 

「天動説→地動説」

・相手の手札と自分の手札を入れかえる。

 

「超新星爆発」

・フィールド上の自分の星座カードを1枚破壊するかわりに、相手の星をひとつ奪うことができる。

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「流星群」

・自分の手札を2枚捨てる代わりに、相手の星と星座カードを1つずつ破壊できる。

 

「ISS」

・相手を1ターン休みにする。

 

「彗星(ほうき星)」

・ 自分の星を1つ失う代わりに相手の星座カードを1枚破壊できる。

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「ダークマター」

・フィールドに出ている相手の星座カードをうばって、コントロールすることができる。

 

「ビッグバン」

・破壊された星座カードを1枚復活させ、フィールドに出せる。

 

「ブラックホール」

・フィールドに出ているカードをすべて破壊する。
 

魔法・トラップカードは1ターンにつき2枚まで使用することができます。 

 

トラップカード

トラップカードは3枚あります。

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「冬の大三角」

・相手の魔法・トラップカードを1度だけ無効にできる。

 

「うず巻き銀河」

・相手が星座カードをフィールドに出した時に発動できる。その星座カードを山札に戻し、自分は山札から1枚引く。

 

「夏の大三角」

・相手の攻撃を1度だけ無効にできる。

 

トラップカードは自分のターンに伏せておき、相手のターンに表にすることで発動することができます。

星と神話 物語で親しむ星の世界

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遊び方

基本的には1対1での対戦ですが、2対2で相談しながら対戦することもできます。

ルール

お互いに、ライフポイントとなる星を3つずつ持っています。(画像中央やや左にある星がそれです)

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相手の星座カードによって、直接攻撃をされると1つ星を失います。

相手のフィールドに星座カードがある場合は、直接攻撃はできません。

星座カードには優劣があり、春には夏が勝ち、夏には秋が勝ち、秋には冬が勝ち、冬には春が勝ちます。

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春と秋、夏と冬は引き分けとなります。

 

星座カードは1ターンにつき、1枚しか出すことができません(魔法カードによる召喚は除く)。

フィールドに同時に出せるのは、星座カードが3枚、魔法・トラップカードが2枚です。

 

先に星を3つ失った方が、負けとなります。

星座の図鑑: 星座の探し方と神話がわかる

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ゲームの流れ

こんな感じで対戦が進んでいきますという一例です。

 

まずはお互いに山札からカードを5枚ずつ引きます。

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じゃんけんをして、先攻後攻を決めます。

 

先攻のターン

まずは星座カードを出します。(出さないとフィールドががら空きで直接攻撃をされてしまうので)

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星座カードは表裏の2種類の出し方があります。

攻撃をする際には必ず表にしなければいけませんが、裏にしておけばどの季節のカードかわからないので、相手の攻撃をかく乱することができます。

1ターン目はどちらも魔法・トラップカードは使用できませんが、フィールドに伏せておくことはできます。

 

後攻のターン

山札からカードを1枚引き、手札に星座カードがあれば、フィールドに出します。

先攻の星座カードに攻撃をすることができます。

が、裏になっているので、もしも負けてしまうと次の相手のターンで直接攻撃を食らってしまいます。

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後攻も星座カードを裏にして出し、トラップカードを1枚伏せました。

 

先攻のターン

山札からカードを1枚引きます。

2ターン目からは、魔法・トラップカードを使うことができます。

フィールドに出ている星座カードで、相手の星座カードを攻撃することができます。

攻撃する際には自分の星座カードと相手の星座カードを表にして、お互いの季節を確認します。

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先攻が冬、後攻が秋のカードなので、先攻のカードの勝ちです。

負けた星座カードはフィールドの外に出されます。

このターン、星座カードを出していないので、手札から星座カードを出すことができます。

相手のフィールドに星座カードがないので、この場合、直接攻撃をすることができます。

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新たに出したやぎ座のカードで、直接攻撃をします。

後攻がトラップカードを発動しました。

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攻撃を一度だけ無効化することができるカードなので、直接攻撃をなかったことにできます。

 

後攻のターン

山札からカードを1枚引きます。

冬のおひつじ座のカードを表にして出し、先攻の秋のカードを攻撃します。

魔法カード「ダークマター」を使用し、先攻の星座カードを奪い(画像、間違えて破壊したはずのやぎ座のカードを奪ってしまいました…)、直接攻撃をします。

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先攻の星が一つ、外に出されました。

 

先攻のターン

山札からカードを1枚引きます。

手札から魔法カード「ブラックホール」を出し、フィールドに出ているカードをすべて破壊しました。

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手札からふたご座の星座カードを出し、直接攻撃をします。

後攻の星が一つ、外に出されました。

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手札から魔法カード「ビッグバン」を出し、破壊されて外に出ていた星座カード、オリオン座を1枚フィールドに復活させました。

オリオン座で後攻を直接攻撃します。

後攻の星が一つ、外に出されました。

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後攻のターン

山札からカードを1枚引きます。

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星座カードを伏せた状態でフィールドに出しました。

 

先攻のターン

山札からカードを1枚引きます。

オリオン座で相手の伏せてあるカードに攻撃をしました。

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相手のカードは夏のカードなので、引き分けです。
手札から秋のカシオペヤ座のカードを出し、相手の夏のさそり座のカードを攻撃します。

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さそり座のカードは破壊されます。

まだ攻撃していないふたご座のカードで、相手を直接攻撃しました。 

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後攻の星が一つ、外に出されました。

星が三つ外に出されたので、このゲームは後攻の負けです。

 

まとめ

こんな感じで、星座カードの春夏秋冬をじゃんけん方式で戦わせながら、相手の星を減らしていくゲームです。

 

カードは画用紙で作りました。

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画像のように、裏には青いシール、もう一方には赤いシールが貼ってあるので、どちらの山札のカードかわからなくなってしまうということはありません。

ちなみに、裏面の星座の柄は百均に売っていた折り紙を貼りつけたものです。

そこに図書のカバー用のフィルムを上から貼って、保護をしています。

作ってから二年ほど経ちますが、まだまだ使えます。

 

思った以上に遊べるカードゲームとなりました。

魔法カードやトラップカードの使い方によって、いろいろな戦略を立てられるので、けっこう頭も使います。

以前、学校図書館で子どもたちに披露したところ「星座王」という名前を付けてくれた子どもがいました。

文句なしにいいネーミングです、よね。

 

これで遊びながら、星座の形を学んだり、宇宙の単語を覚えたりしながら、天体に興味を持ってもらえると嬉しいです……。

とはいえ、いまは我が家に1セットしかないので、くもん出版さんや学研さんなどで商品化してくれたらいいなとよこしまなことを願いつつ……。

 

お読みいただきありがとうございました。

それではまた。

 

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