本棚のすき間

絵本や小説、図書館についてなど、本全般について書いています。

学校司書になり、学校司書をやめるまでの話 その4

いよいよ、入学式・始業式の日。

朝は、入学式の準備も終わっていて、入場までしばらく時間があったので、図書館に行っていた。

何をするわけでもないんだけど、職員室でぼうっとしているよりは、やっぱり図書館にいる方が落ち着くので。

 

図書館にいると、次第に、子どもたちが登校してきた。

図書館は5・6年生の教室と同じ階にあって、本好きの子だったり、情報収集を欠かさない子だったりが図書館をのぞきにきた。

図書館の先生です、とかそういうのはきっと発表があるまでは言わない方がいいんだろうなと思いつつ(どう考えても図書館の先生なんだけど)、朝のあいさつだけをして、なるべく子どもたちから見えないところに。

子どもたちも興味津々という感じではあるんだけど、新しい図書館の先生はどうなんだ怖いのかそうでもないのかと警戒しているところもあって、そんなにぐいぐい来ることもなかった。

 

そして、入学式。

これまでは、児童側、生徒側にしか立ったことがなかったのが、職員側に自分が立っているというのがなんとも言えないふしぎな気分。

 

入学式の最中は基本的にずっと写真を撮っていた。

この、記録係というのもよくわからなくて、どれだけ写真を撮っておいた方がいいのかとか、一年生がステージに立ったら前にいって撮った方がいいのかとか、そういう答えのなさそうな疑問だらけで、凄く不安だった。

一応、記録係の主の先生がいたのだけど、わりとざっくりとした説明だった。

 

入学式の後の始業式で、新任職員の紹介の時間が。

全校児童100人足らずとはいえ、100人の前で喋ることって、あんまりない。

そもそも、大勢の前で喋ることが大の苦手な自分にとっては、この数秒がものすごく憂うつだった。

聞いている方は、全然、話の内容なんて覚えていないんだろうけど。

 

図書館の先生としてはよくありそうな「皆さんが少しでも本に興味を持ってもらえるように」的なことを喋った気がする。

それで、その時間が終わったら、もうぐったり。

 

その日はそういう儀礼的なものがあって、子どもたちとはほとんど喋ったりしなかったような……。

半日で、子どもたちも帰っていったのかな。

だから、まだ子どもたちのことはぜんぜんわからない。

ただ、子どもたちの前に立った時に、これくらいの人数なら、きっとすぐに名前も覚えられるだろう、とは思った。

 

大人はその後、体育館の片付けなんかをして、皆さん、明日からの日々に備えていろいろと準備をしていたみたい。

自分も、撮った写真をパソコンにとりこんで、印刷をしてファイルに入れて保管というような作業をしていた。

 

子どもたちが来ることによって、何か大きなできごとがあるんじゃないだろうかと思っていたわりには、何事もなく。

入学式・始業式の日はそんな感じ。

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