本棚のすき間

絵本や小説、学校図書館のあれこれ

元書店員・学校司書が選ぶ、中学生・高校生におすすめの小説35選

こんにちは。

これまで、下の記事にて、小学生におすすめの小説を紹介してきました。

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今回は対象年齢を少し上げて、中学生・高校生におすすめしたい小説を紹介します。

中学生におすすめするにはまだ早いかな、という作品や、高校生にはちょっと物足りないかな、という作品もあるかと思いますが、どちらの年代でも面白く感じられるであろうものを選びました。

 

中学生・高校生におすすめの小説35選 

 

『ぎぶそん』

伊藤たかみ

ポプラ社 

(P[い]3-1)ぎぶそん (ポプラ文庫ピュアフル)

(P[い]3-1)ぎぶそん (ポプラ文庫ピュアフル)

 

音がはじける 胸が熱くなる、
何度でも読みたい青春バンド小説の傑作!


中学2年、「ガンズ・アンド・ローゼズ」に心酔した少年ガクは、仲間を集めてバンドをはじめる。
親友のマロと幼なじみのリリイ、それに、「ギブソンのフライングV」を持っていてギターがうまいと噂――の問題児かける。
ケンカや練習を経て、4人は次第に仲間になっていく。

ガクとリリイの淡い恋、文化祭ライブ、14歳のできごとのひとつひとつが多彩な音を響かせあう青春ストーリー。
第21回坪田譲治文学賞受賞作。

音楽やバンドが好きならぜひこの作品を。

爽やかで、友情あり恋愛ありの青春小説です。

 

 

 

 

『楽園のつくりかた』

笹生陽子

KADOKAWA 

楽園のつくりかた (角川文庫)

楽園のつくりかた (角川文庫)

  • 作者:笹生 陽子
  • 発売日: 2005/06/25
  • メディア: 文庫
 

エリート中学生の優は、突如ド田舎の学校に転校することになった。

一杯勉強して、東大に入り、有名企業に就職する、という将来プランがぐちゃぐちゃだ。

しかも、同級生はたったの3人。

1.バカ丸出しのサル男。

2.いつもマスクの根暗女。

3.アイドル並みの美少女(?)。

嗚呼、ここは地獄か、楽園か?

これぞ直球ど真ん中青春小説!

テンポの良い文章で、展開も面白くぐいぐい引き込まれていく一冊です。

主人公の、ちょっぴりひねくれていて、でもどことなく憎めないキャラクターも魅力的です。

 

 

『シャドウ・チルドレン 絶対に見つかってはいけない』

ハディックス

小学館 

アメリカのとある町。

12歳の少年ルークは、両親、ふたりの兄とともに、森の中の家で静かに暮らしている。

兄たちと違い、ルークは学校へ行くことも、友達と遊ぶこともできない。

なぜなら、ルークは、存在してはいけない3番目の子供「シャドウ・チルドレン」だから。

ある日、ルークは、隣に引っ越してきた家の窓に、その家には存在するはずのない人影を発見する。

あれはいったい…?

思いきって忍びこんだルークが廊下のつきあたりの部屋をのぞくと―。

アメリカ図書館協会が選んだ“本を読まない子どもにもおすすめ”の本。 

 

 

『ビート・キッズ Beat Kids』

風野潮

講談社 

ビート・キッズ-Beat Kids

ビート・キッズ-Beat Kids

  • 作者:風野 潮
  • 発売日: 1998/07/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

第38回講談社児童文学新人賞受賞作
ドラムのひびきは、俺の心の花火やねん!
英二がたたく。

七生(ななお)が打つ。

ふたりの大阪少年が、16ビートで笑って泣かせる!
こんなに笑えて、こんなに泣けて、こんなにうれしくなる本は、ほかにない。

たぶん。

俺らの、ドラムにかけた思春期を読んでくれ!

椋鳩十児童文学賞/野間児童文芸新人賞 

 

 

『サンネンイチゴ』

笹生陽子

KADOKAWA

サンネンイチゴ

サンネンイチゴ

  • 作者:笹生 陽子
  • 発売日: 2004/10/01
  • メディア: 単行本
 

ある朝、学校一のトラブルメーカーがとなりの席に座っていた。

現実のあたしは、思ってることとやってることのつりあいがまるでとれてない。

でも、いくら無口でおとなしくても感情がないわけじゃない。

プライドもあるし、意地もある。

ゆずりたくない一線がある。くだらない日常、灰色の毎日、やることなすことカラ回りのあたし。が、いつのまにか友情の三角関係の中にいた―14才のホンネ小説。

 

 

『お絵かき禁止の国』

長谷川まりる

講談社 

お絵かき禁止の国

お絵かき禁止の国

 

ハルは中学3年の女の子。

彼女には好きな子がいる。

それはアキラという同級生の女の子!

アキラを好きになったことで、ハルはうすうす感じていた自分の気持ちを確信する。

やっぱりあたし、女の子が好きなんだ。

世の中にそんな人がいることは知っていたけど、まさか、自分が、そうだったなんて!

第59回講談社児童文学新人賞佳作受賞作。

 

 

『泥』

ルイス・サッカー

小学館

泥 (児童単行本)

泥 (児童単行本)

 

これまでにない近未来パニック小説
タマヤたちの小学校は、立ち入り禁止の森に囲まれていた。森には、サンレイ・ファームという農場がある。クリーンなエネルギーを研究しているらしい。

タマヤの大事な友だちマーシャルは、いじめっ子の存在に悩んでいた。この日も、いじめっ子チャドが待ち伏せしていることを知り、いつもの道をさけて帰ろうと森の中に入り込む。心配したタマヤも後を追った。しかし、このことに気がついたチャドが、追いかけてきたのだ。
森の中でつかみ合いになり、タマヤは、マーシャルを助けるために、足下にあった泥を投げつけた。ブクブクと泡を出している無気味な泥、手に取ると生暖かい。タマヤとマーシャルは、必死にその場を逃げ出した。

翌日、いじめっ子は、学校に来なかった。
そして、タマヤの手にできた水ぶくれは、どんどんひどくなり、広がっていった。

"あの泥"が原因に違いない!

あの森で、なにか恐ろしいことが起きている・・・・・・。
何が起きているのか?

 

 

『初恋素描帖』

豊島ミホ

メディアファクトリー 

初恋素描帖 (MF文庫ダ・ヴィンチ)

初恋素描帖 (MF文庫ダ・ヴィンチ)

  • 作者:豊島 ミホ
  • 発売日: 2014/09/26
  • メディア: Kindle版
 

思春期まっさかりの中学2年×20人、男女それぞれの“ままならぬ想い”を描く連作短篇全20話。

一口に片思いと言っても、その想い方はさまざま。

10代ならではの不器用なアプローチに胸が熱くなること必至。

カップルであってもお互いの気持ちにすれ違いが生じていたり…。

巻末に、20人の想いの方向が見える“恋の相関図”付き。 

 

 

『15歳、ぬけがら』

栗沢まり

講談社 

15歳、ぬけがら

15歳、ぬけがら

  • 作者:栗沢 まり
  • 発売日: 2017/06/21
  • メディア: 単行本
 

母子家庭で育つ中学三年生の麻美は、「いちばんボロい」といわれる市営住宅に住んでいる。

家はゴミ屋敷。

この春から心療内科に通う母は、一日中、なにもしないでただ寝ているだけ。

食事は給食が頼りなのに、そんな現状を先生は知りもしない。

夏休みに入って、夜の仲間が、万引き、出会い系と非行に手を染めていくなか、麻美は同じ住宅に住む同級生がきっかけで、学習支援塾『まなび~』に出会う。

『まなび~』が与えてくれたのは、おいしいごはんと、頼りになる大人だった。

泥沼のような貧困を生きぬく少女を描いた講談社児童文学新人賞佳作! 

 

 

『穴』 

ルイス・サッカー

講談社

穴  HOLES (講談社文庫)

穴 HOLES (講談社文庫)

 

無実の罪で少年たちの矯正キャンプに放りこまれたスタンリー。

かちんこちんの焼ける大地に一日一つ、でっかい穴を掘らされる。

人格形成のためとはいうが、本当はそうではないらしい。

ある日とうとう決死の脱出。

友情とプライドをかけ、どことも知れない「約束の地」をめざして、穴の向こうへ踏み出した。 

 

 

 『いつか大人になる日まで』

柴門ふみ

KADOKAWA

父を知らぬ中学生、掛居保。

ヤクザの娘で漫画家を夢見るトキエ。

周囲に協調できず攻撃的になってしまう朝子。

愛と性に目醒め、戸惑う少年と少女が織りなす、もう一つの「あすなろ白書」。

 

 

『ミタカくんと私』

銀色夏生

新潮社 

ミタカくんと私(新潮文庫) ミタカ シリーズ

ミタカくんと私(新潮文庫) ミタカ シリーズ

  • 作者:銀色 夏生
  • 発売日: 2016/12/16
  • メディア: Kindle版
 

一見とっつきにくいけど、顔がいいから女の子にモテる。

幼稚園から一緒だったという理由で、いろいろな人にミタカくんのことを聞かれたりする私の家に、ミタカは日常的にいついている。

うちはママと中学生のミサオ、パパは家出中。

だからいつも4人で、ごはんを食べたり、テレビを見たり、日々は平和に過ぎていき、これからも続いていく。

ナミコとミタカのつれづれ恋愛小説。 

 

 

 『扉のむこうの物語』

岡田淳

理論社 

扉のむこうの物語 (名作の森)

扉のむこうの物語 (名作の森)

  • 作者:岡田 淳
  • 発売日: 2005/05/01
  • メディア: 単行本
 

空間と時間がねじれた「むこうの世界」でさまよう行也たち―

こちらへもどるための扉はもうないのだろうか。

「こそあどの森の物語」シリーズで人気の岡田淳による大長編ファンタジー。

 

 

『卵と小麦粉それからマドレーヌ』 

石井睦美

ポプラ社

中学に入学したばかりの菜穂は、「もう子どもじゃないって思ったときって、いつだった?」と話しかけてきた亜矢と仲良くなる。

彼女と一緒に図書室に通いつめるなどして学校生活を送る菜穂。

しかし、13歳の誕生日にママが「爆弾発言」をしたことで、状況は一変した。

ママとは強い絆で結ばれていると思ってたのに…。 

 

 

『神様のみなしご』

川島誠

角川春樹事務所 

神様のみなしご (ハルキ文庫)

神様のみなしご (ハルキ文庫)

  • 作者:川島 誠
  • 発売日: 2014/12/01
  • メディア: 文庫
 

俺たちの年齢はさ、まちまち。

だいたい、小学生にあがるちょっと前ぐらいのやつからいる。もっと小さいときは、乳児院みたいな名前のとこに入れられるから。

小学生と中学生が大部分で、だから、あの、義務教育っていう年齢が中心。高校生も少しだけいる。

でも、ふつう、中学卒業したら、園を出て働きたいわね。俺だって、もちろん、そうするつもり。

どっか、住み込みのところでも見つける。

園にいる資格は、たしか、十八まではあるってことらしいけど。へ、資格なんてことば、いま、使っちゃったよ。

おかしいな。こんな資格が欲しいってやつはいないよ、絶対にね。

ちゃんとした家庭がないガキたち、自分のいる場所がこの世界のどこにもないってやつだけに与えられる資格なんだから。

 

『800』『夏のこどもたち』の著者が贈る、海辺の養護施設・愛生園を舞台にした「ワケあり」な少年少女たちの物語。 

 

 

『卵の緒』

瀬尾まいこ

新潮社 

卵の緒 (新潮文庫)

卵の緒 (新潮文庫)

 

僕は捨て子だ。

その証拠に母さんは僕にへその緒を見せてくれない。

代わりに卵の殻を見せて、僕を卵で産んだなんて言う。

それでも、母さんは誰よりも僕を愛してくれる。

「親子」の強く確かな絆を描く表題作。

家庭の事情から、二人きりで暮らすことになった異母姉弟。

初めて会う二人はぎくしゃくしていたが、やがて心を触れ合わせていく(「7's blood」)。

優しい気持ちになれる感動の作品集。 

 

 

『フライ,ダディ,フライ』

金城一紀

KADOKAWA

フライ,ダディ,フライ (角川文庫)

フライ,ダディ,フライ (角川文庫)

  • 作者:金城 一紀
  • 発売日: 2009/04/25
  • メディア: 文庫
 

鈴木一、47歳。

いたって平凡なサラリーマン。

ただし家族を守るためならスーパーマンになれるはずだった。

そう信じていた。

あの日が訪れるまでは―。

一人娘を不良高校生に傷つけられ、刃物を手に復讐に向かった先で鈴木さんが出会ったのはザ・ゾンビーズの面々だった!

脆くも崩れてしまった世界の中ではたして鈴木さんは大切なものを取り戻せるのか。

ひと夏の冒険譚がいま始まりを告げる。 

 

 

『こうばしい日々』

江國香織

新潮社 

こうばしい日々 (新潮文庫)

こうばしい日々 (新潮文庫)

 

ウィルミントンの町に秋がきて、僕は11歳になった。

映画も野球も好きだけど、一番気になるのはガールフレンドのジルのことなんだ…。

アメリカ育ちの大介の日常を鮮やかに綴った代表作「こうばしい日々」。

結婚した姉のかつてのボーイフレンドに恋するみのりの、甘く切ない恋物語「綿菓子」。

大人が失くした純粋な心を教えてくれる、素敵なボーイズ&ガールズを描く中編二編。

 

 

『ぼくがいちばん ききたいことは』

アヴィ

ほるぷ出版 

ぼくがいちばん ききたいことは

ぼくがいちばん ききたいことは

  • 作者:アヴィ
  • 発売日: 2019/05/29
  • メディア: 単行本
 

離婚した父親の家への、月にいちどの訪問。

きびしくてたくましい弁護士のパパ。

なんでも知ってるおじいちゃん。

ママと思いえがく、理想のキッチンテーブル。

亡くなったパパの幽霊(みたいなもの)。

これから母親が結婚する相手との「採用面接」。

生まれてはじめて会う祖父とのキャンプ――

いちばん近くていちばん知らない、「家族」のこと。

ニューベリー賞受賞作家アヴィが、さまざまな「家族」をえがきだす7つの短編集。 

 

 

『セカンド・ショット』

川島誠

KADOKAWA 

セカンド・ショット (角川文庫)

セカンド・ショット (角川文庫)

  • 作者:川島 誠
  • 発売日: 2013/07/17
  • メディア: Kindle版
 

電話がなっている。

君からだ。

だけど、ぼくは、受話器をとることができない。

いまのぼくには、君と話をする資格なんてない。

だって、ぼくは…。

あわい初恋が衝撃的なラストを迎える幻の名作「電話がなっている」や、バスケ少年の中学最後の試合を爽快に描いた表題作、スペインを旅する青年の悲しみをつづった書き下ろし作品を含む、文庫オリジナル短篇集。

少年という存在の気持ちよさも、やさしさと残酷さも、あまりにも繊細な心の痛みも、のぞきみえる官能すらも―思春期の少年がもつすべての素直な感情がちりばめられた、みずみずしいナイン・ストーリーズ。

 

 

『GO』

金城一紀

KADOKAWA 

GO (角川文庫)

GO (角川文庫)

  • 作者:金城 一紀
  • 発売日: 2012/10/01
  • メディア: Kindle版
 

広い世界を見るんだ―。

僕は“在日朝鮮人”から“在日韓国人”に国籍を変え、民族学校ではなく都内の男子高に入学した。

小さな円から脱け出て、『広い世界』へと飛び込む選択をしたのだ。

でも、それはなかなか厳しい選択でもあったのだが。

ある日、友人の誕生パーティーで一人の女の子と出会った。

彼女はとても可愛かった―。

感動の青春恋愛小説、待望の新装完全版登場!

第123回直木賞受賞作。

 

 

『僕は小説が書けない』

中村航 中田永一

KADOKAWA 

僕は小説が書けない (角川文庫)

僕は小説が書けない (角川文庫)

 

生まれながらになぜか不幸を引き寄せてしまう光太郎。

引っ込み思案で心を開くことができず、親しい友人もいない。

血のつながりのない父親との関係をはじめ、家族との距離感にも悩んでいる。

高校に入学した光太郎は、先輩・七瀬の勧誘により廃部寸前の文芸部に入ることに。

実は光太郎は中学生のとき、小説を書こうとして途中で挫折した経験があった。

個性的な先輩たちや強烈な個性のOBふたりに振り回されながら、光太郎は自分自身の物語を探しはじめる。

 

 

 『レヴォリューション No.3』

金城一紀

KADOKAWA

レヴォリューション No.3 (角川文庫)

レヴォリューション No.3 (角川文庫)

  • 作者:金城 一紀
  • 発売日: 2008/09/25
  • メディア: 文庫
 

「君たち、世界を変えてみたくはないか?」

オチコボレ男子高に通い、死んだような毎日を送っていた「僕たち」は生物教師ドクター・モローの言葉で突如生き返り、世界を変えるために行動を開始する。

その方法は―難攻不落のお嬢様女子高の学園祭に潜入してナンパをすること!

果たして「僕たち」の潜入作戦は成功するのだろうか!?

革命的おバカストーリーが炸裂する、ザ・ゾンビーズ・シリーズ第1弾。

 

 

『おちくぼ物語』

田辺聖子

文藝春秋 

おちくぼ物語 (文春文庫)

おちくぼ物語 (文春文庫)

  • 作者:田辺 聖子
  • 発売日: 2015/04/10
  • メディア: 文庫
 

千年もの長いあいだ人々に愛された日本のシンデレラ物語

高貴な生まれにもかかわらず、意地悪な継母に、床が一段窪んだ狭い部屋に住まわされ、一日中縫い物ばかりさせられていた「おちくぼ姫」。

ところがある日、都で評判の青年貴公子・右近の少将が、不幸な境遇の姫の噂を聞きつけて…。

美しく心優しい姫君と純愛を貫こうとする少将の平安王朝版シンデレラストーリー! 

 

 

『ぼくは勉強ができない』

山田詠美

新潮社 

ぼくは勉強ができない (新潮文庫)

ぼくは勉強ができない (新潮文庫)

 

ぼくは確かに成績が悪いよ。

でも、勉強よりも素敵で大切なことがいっぱいあると思うんだ―。

17歳の時田秀美くんは、サッカー好きの高校生。

勉強はできないが、女性にはよくもてる。

ショット・バーで働く年上の桃子さんと熱愛中だ。

母親と祖父は秀美に理解があるけれど、学校はどこか居心地が悪いのだ。

この窮屈さはいったい何なんだ!

凛々しい秀美が活躍する元気溌刺な高校生小説。 

 

 

『永遠の出口』

森絵都

集英社 

永遠の出口 (集英社文庫(日本))

永遠の出口 (集英社文庫(日本))

  • 作者:森 絵都
  • 発売日: 2006/02/17
  • メディア: 文庫
 

「私は、“永遠”という響きにめっぽう弱い子供だった。」

誕生日会をめぐる小さな事件。

黒魔女のように恐ろしい担任との闘い。

ぐれかかった中学時代。

バイト料で買った苺のケーキ。

こてんぱんにくだけちった高校での初恋…。

どこにでもいる普通の少女、紀子。

小学三年から高校三年までの九年間を、七十年代、八十年代のエッセンスをちりばめて描いたベストセラー。

第一回本屋大賞第四位作品。

 

 

『黄色い目の魚』

佐藤多佳子

新潮社 

黄色い目の魚 (新潮文庫)

黄色い目の魚 (新潮文庫)

 

海辺の高校で、同級生として二人は出会う。

周囲と溶け合わずイラストレーターの叔父だけに心を許している村田みのり。

絵を描くのが好きな木島悟は、美術の授業でデッサンして以来、気がつくとみのりの表情を追っている。

友情でもなく恋愛でもない、名づけようのない強く真直ぐな想いが、二人の間に生まれて――。

16歳というもどかしく切ない季節を、波音が浚ってゆく。

青春小説の傑作。

 

 

『戸村飯店 青春100連発』

瀬尾まいこ

文藝春秋 

戸村飯店 青春100連発 (文春文庫)

戸村飯店 青春100連発 (文春文庫)

 

大阪の超庶民的中華料理店、戸村飯店の二人の息子。

要領も見た目もいい兄、ヘイスケと、ボケがうまく単純な性格の弟、コウスケ。

家族や兄弟でも、折り合いが悪かったり波長が違ったり。

ヘイスケは高校卒業後、東京に行く。

大阪と東京で兄弟が自分をみつめ直す、温かな笑いに満ちた傑作青春小説。

坪田譲治文学賞受賞作。 

 

 

『ハルフウェイ』

北川悦吏子

幻冬舎 

ハルフウェイ (幻冬舎文庫)

ハルフウェイ (幻冬舎文庫)

 

この恋は、きっと永遠―。

そう信じてひたむきに恋をする、地元の高校に通うシュウとヒロ。

しかし“卒業”を前に、二人の心は揺れる。

東京の名門大学を受験することを決めたシュウと、そんな彼を素直に応援できないでいるヒロ…。

誰の記憶にもある「卒業の風景」を通して、初々しくはかない青春と初恋の季節を綴る、まっすぐな恋の物語。 

 

 

『歩く』

ルイス・サッカー

講談社 

歩く

歩く

 

『穴』の仲間が大活躍するスピンオフ作品!
笑いと感動の大傑作『穴』の登場人物であるアーム・ピットとX・レイがお金儲けを画策。
すんなり大成功とはいかずに……。

痛快でさわやかな青春冒険小説。 

 

 

『サマータイム』

佐藤多佳子

新潮社 

サマータイム (新潮文庫)

サマータイム (新潮文庫)

 

佳奈が十二で、ぼくが十一だった夏。

どしゃ降りの雨のプール、じたばたもがくような、不思議な泳ぎをする彼に、ぼくは出会った。

左腕と父親を失った代わりに、大人びた雰囲気を身につけた彼。

そして、ぼくと佳奈。

たがいに感電する、不思議な図形。

友情じゃなく、もっと特別ななにか。

ひりひりして、でも眩しい、あの夏。

他者という世界を、素手で発見する一瞬のきらめき。

鮮烈なデビュー作。

 

 

『白狐魔記』

斉藤洋

偕成社 

白駒山の仙人の弟子となり、修行ののち、人間に化けることができるようになったきつね、白狐魔丸の人間探求の物語。

第一巻にあたる本書では、世にいう「源平の戦い」にまきこまれたきつねが、兄頼朝に追われ落ちゆく源義経一行に同行、武士の無情を目のあたりにする。 

 

 

『夏休み』

中村航

集英社 

夏休み

夏休み

  • 作者:中村航
  • 発売日: 2013/02/15
  • メディア: Kindle版
 

「十日間ほど留守にします。必ず戻ります」

吉田くんの家出がきっかけで訪れた二組のカップルの危機?!

ユキと舞子さんの書き置きに導かれて、僕と吉田くんのひと夏の不思議な旅が辿り着く場所は―

キュートで爽やか、心にじんわりしみるとびっきりの物語。 

 

 

『とりかえばや物語』

田辺聖子

文藝春秋 

とりかえばや物語 (文春文庫 た 3-51)

とりかえばや物語 (文春文庫 た 3-51)

  • 作者:田辺 聖子
  • 発売日: 2015/10/09
  • メディア: 文庫
 

男の子みたいな姫君と、女の子みたいな若君が繰り広げる痛快平安ラブコメディ

都で評判の権大納言家の凛々しい若君・春風と、美しくたおやかな姫君・秋月。

実はこの異母兄妹、春風は姫君で、秋月は若君。

「ああ、このふたりをとりかえられたらな……」という父・権大納言の願いもむなしく、ついに二人は正体を隠して宮中デビュー!!

春風は帝のおぼえめでたく出世街道まっしぐら、秋月は女東宮の尚侍として寵愛され後宮の花となって……

偽りの生活はどこまで続くのか!?

 

 

『ミカ!』

伊藤たかみ

文藝春秋 

ミカ!【期間限定 無料お試し版】 (文春文庫)

ミカ!【期間限定 無料お試し版】 (文春文庫)

 

小学生の生活って大変だよ。

ぼくはユウスケ、六年生。

双子のミカは喧嘩じゃ無敵のオトコオンナだ。

女はイヤ、男になりたい!

生理とかおっぱいとか、全部イヤや──と言ってる。

母さんが家を出た。

友達がぼくの悪口を言ってた。

父さんは女友達がいるみたい。

こっそり飼っていた「オトトイ」が消えた。

友達のコウジはなんとミカが好きらしい……でも父さんは言う。

子供には幸せになる権利があるんや。

だからきっとぼくらは大丈夫。

第49回小学館児童出版文化賞受賞作。 

 

 まとめ

気になる小説はありましたでしょうか。

ありましたら、ぜひ一度、書店で購入したり、図書館で借りたりして読んでみてください。

 

それではまた。

 

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