高校の司書になって、あと少しで一ヶ月が経つ。
でも、ぜんぜんそんな感じはない。
先日、登録等のやり方を教えていただいた。
以前小学校の司書をしていた時のものとはシステムがだいぶ違っていて、まずはそれに慣れるところから、という感じ。
文学に関しては、これは蔵書に入れたいな、生徒たちにおすすめしたいなという本がたくさんある。
そうじゃない分類の本は、なるべく現物を見て、使えそうな本かどうかを確認してから入れたいという気もちがある。
ちょうど、職場と家の間に、注文をしている書店があるので仕事終わりに寄って見るということもできないことはないんだけれど。
このご時世なので、それも躊躇してしまう。
そんなこんなで、新しい本はまだ文学しか入れられていない。
といっても休校はきっとまだ伸びるだろうし、新しい本を生徒たちが手にとる日がいつになることやら、という。
個人的には、いまはこれを読んでる。
いまさら!? という感じもするけど、なんだかんだでここまでずるずると読まないで来てしまった。
司書をやっていて恥ずかしいことに、厚い本はどうしても身構えてしまう。
そうはいっても厚くたって読みやすい本はいっぱいあるし、結構読んできてはいるのだからあんまり言い訳にはならなそうなんだけど、なんでなんだろう……。
こういうのって、やっぱりなにかタイミングがあるって気がする。
この、外出自粛のタイミングで読みはじめたということになにか意味があるのかもしれない。
ないのかもしれないけど。
それから、これも買った。
小さい頃に何周もプレイした作品。
ところどころ、印象に残っているシーンなんかは覚えているけど、全体としては曖昧になっているので、リメイクされてどんな感じかとても楽しみ。
楽しみがあるっていうのは大事だと思う。
憂うつは勝手に降ってきたりするけど、楽しみはどちらかといえば自分から用意しないといけないことの方が多いんじゃないかな。
いや、人間関係にもよるのか。
世の中がこういう状況になって、まだすこししか経っていない気もするし、もうずい分経ったような気もする。
今日よりいい明日が、早く来ますように。