本棚のすき間

絵本や小説、学校図書館のあれこれ

高校司書一年目の今年度の目標

分散登校が続いている。

六月になればどうやら通常登校に戻るようだけど、どうなんだろう。

東京ではまたクラスターが発生したとかいうニュースも見かけたし、どこかの学校でクラスターが発生した、ということになれば、また休校、分散登校になる可能性は高いんじゃないかな。

分散登校になって、図書館の様子はどうかというと、とてもさみしい状態。

それもそのはずで、生徒たちが図書館に来る時間は、ぜんぜんない。

ちょっと辺鄙なところにある勤務校は、バス通学をしている生徒が大半で、バスの到着出発時間は授業時間に合わせているのでほとんど無駄がない。

 

そうすると、生徒たちは登校してくるやいなや授業の準備に入り、授業が終わればバスに乗りこんで帰っていく、ということになる。

半日なので、お昼休みもない。

そりゃ図書館利用がほぼないわけだ。

 

と、状況のせいにして、あきらめてしまうこともできるのだけれど、それではじぶんがここに採用されて、仕事をしに来ている意味がない。

というわけで、ツイッターでつぶやいているような企画にせっせと取り組んでいる。

 

まだ、生徒たちからは反応はない。

でも先日、家庭科の先生が司書室に来た際に、書き出しの企画を見かけたらしく褒めてくださった。

嬉しかった。

 

小学校の司書をしていた頃は、ある程度楽しい企画をはじめればどんどん来館者は増えたし、図書の時間もあったのでわりと図書館にいつも人がいた。

なので、図書館にほとんど人がいないいまの状況が、よけいさみしく思える。

これに慣れてしまったら、だめになりそう。

 

楽なことは楽なんだけど。

でも、どうせなら生徒たちの間で、本を読むことがブームになるくらい、現実がひっくり返りそうなことをしたい。

 

昔、高校生の頃、自分の周りで詩を書くことが流行ったことがあった。

そういうことをしなさそうな人も書いていた。

カップルはお互いにお互いのことを思った詩を書いて、それを見せ合ったりもしていた(これ、めちゃくちゃすごいと思う)。

 

もちろん、一過性のものにすぎなかったんだけど、それでも、詩を書くということがブームになりうるということを知っている。

それなら、小説を読むことがブームになってもおかしくないんじゃないかな。

そう思うけど、狙ってそれを巻き起こすのが簡単じゃないこともわかっている。

 

日々、図書館でできそうな企画を考えている。

まだ二割くらい。

あと80個くらい考えなくては。

これ、ちょっと思ったんだけど、同じことを他の司書の人があと9人やってくだされば、1000個のアイデアが出るんだなって。

1000個も出れば、信じられないくらい素晴らしいアイデアがあって、もうどこの図書館でもそれをやらずにはいられない、っていうものが出てくるんじゃないだろうか。

と、他力本願なことを考えたりもする。

 

でも、学校司書の仕事って、ある程度繰り返されていることだし、積み重ねられていることでもあるから、目新しいものがそんなにたくさん出るもんじゃないのかも。

だからこそ、これいいんじゃない? っていうものを思いつくと嬉しい。

 

生徒たちの間で、本を読むことをブームにする、を今年度の密かな目標にしよう。

何をもってブームとするのかは曖昧だけど、まあ、生徒たちがいっぱい図書館に来て、本を借りたり読んだりしていればそうということで。

 

着任して、もうすぐ二ヶ月。

もう二ヶ月。

まだまだ頑張りたい。

 

 

www.nahdaannun.com

 

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