最近、人狼の動画をよく見ていて、ハマりすぎて人狼をモチーフにしたゲーム、グノーシアを購入しました。
実際の対人間の人狼とはいろいろと違いますが、これはこれで楽しいです。
人狼がどういったゲームなのかは動画を説明するよりも実際に対面でやっているのを見た方がわかりやすいと思うので、興味がある方は見てみてください。
ピザラ人狼 夏の陣 【オーイシ加藤のピザラジオ 第36回SP】
それで、図書館でもこういうゲームが何かできないかなあと考えてみました。
そして、人狼と読んだふり読書会を混ぜたようなゲームを思いついたのでちょっと説明します。
まず、参加者が四人の場合です。
・それぞれが、本棚から既読・未読作品を2冊以上持ってきます。
・少年(3枚)、狼(1枚)のカードをシャッフルしてランダムに配ります。
・狼のカードを持っている人は、嘘をつかなくてはいけません。
(既読作品を未読のふりをする、未読作品を既読のふりをする)
・一人一分ずつ、順番に、棚から持ってきた本の中から一冊を選び、既読か未読を宣言します。(既読の場合は感想やあらすじの紹介をする)
・一周したら、一人一分ずつ他の人の発言の考察を行います。
(例:〇〇さんの紹介はちょっと読んだことがあるにしてはあらすじがざっくりだったような気がして、怪しかったような気がします。読んだふりかもしれません 等)
・発言の内容や、表情、声色などから、誰が嘘をついているかを考え、狼を予想します。
・考察が一周(二周でも)したら、せーので、狼と思う人を指します。
・投票の多い人は脱落し、脱落した人は自分のカードを表にし、狼の場合はゲーム終了。少年側の勝利です。狼でなかった場合は、もう一周考察を行い、同じように、狼の投票を行います。
・少年の数と狼の数が同じになったら、狼の勝利です。
という感じなのですが、いかがでしょう?
実際にプレイしたことがまだないので、どんな感じになるのかわからないのですが、イメージ的には若干少年側が有利そうですね……
ただ、家族相手に読んだことのない本を読んだふりしてその内容をでっちあげるテストをしてみたところ、案外それっぽい話を語ることもできそうでした。
自分以外の誰が狼かわからない、という状況では、意外と誰の話が嘘かわからないかもしれません。
人狼では「狂人」という、人ではあるけれど狼陣営という役割があります。
参加人数が多ければ、このゲームでも狂人のカードを作ってもいいかもしれません。
六人くらいいたら、狼を二人にしてもいいと思います。
基本的に図書館はお喋りをする場ではないので、他に静かに読書をしている人がいればやるべきではないのでしょうが、イベント的に行うのはありかなと。
(密になるのはもちろんよろしくありませんが)
また、読書好きがZoom等を使用してオンラインで行うのも楽しそうです。
あまり、読書傾向やその人がどういう本を読んできたか全く知らなければ知らないほど、嘘をついているのが見抜けにくくなるのでいいかもしれません。
ただし、読んだふりをする場合は他の人が内容を知っていると嘘がばれやすいので、詳しい人がいる際は注意が必要です。
こんな感じ、というざっくり案を立てただけなので、もっとこうすれば面白い、とか、こういうルールにしないと成り立たない、とか教えていただけると嬉しいです。
読書人狼みたいに、本好きの定番の遊びになったら、と思いますが同じグループで同じ本を扱えなかったりするので難しいですかね……
ご意見ご提案等々、お待ちしております。
昔書いた、読書好きが二人でできる遊びについての記事です。
よろしければこちらも。